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1、パンツ・ボトムス…トラウザーズ?

ファッションには無頓着な小生が‘ズボン=パンツ・ボトムス・トラウザーズ(あるいはトラウザース)’について考察してみました。

パンツもボトムスも‘ズボン’と同意語(下半身に着用するウエアのうち、インナーに対するアウターの総称)です。アメトラ的にも‘パンツ’という広義的な意味で使われていると思います。

VAN本家もVANハウス岡山さん・浜松さんでもカテゴリー分類表示では‘パンツ’となっています…(ホントに?)

ただ、‘パンツ’は下着をイメージし易いので、カーゴパンツ、スウェットパンツとか、「何々パンツ」と言うように日本では‘何々’という固有の単語を前に付けて、やや狭義な意味で使用した方が記述的には安堵感があります。

‘ボトムス’は語句自体に安直っぽさを感じますが、口述・記述してみても意味が直感的で判り易いので好きな語句です。また、上半身用アウターウエアを表す‘トップス’という語句とは対義語になり、‘韻’的にも合致してると思います。

「トップス、ボトムス、トップス、ボトムス…」と繰り返し言葉に(黙読ではなく音読)してみて下さい、まったく音の響きに違和感はありません。でも、日常生活では‘身の丈’あるいは‘等身大’の自分が存在している事を忘れてはいけません。

私の場合は「おぃ、かーちゃん、俺のボトムス取ってくれへんか」とは言った事ないです。現状ではカジュアル的な響きを持つ‘ボトムス’という言葉さえも不釣合いで、‘ズボン’という語句が一番似合っている自分がいたりします。それが等身大というものなんですよ!(爆)。

まして、まかり間違って「おぃ、かーちゃん、そこのトラウザーズ(トラウザース)取ってくれへんか」と言ってみれば、カミさんは「あんた、なんか悪いもんでも食ったんか?」と、私を馬鹿にするに違いありません。

素朴な疑問なんだが、私のような一般大衆が日常的に語尾が言い難い‘トラウザーズ(トラウザース)’という言葉を本当に使うのだろうか?。

‘トラウザーズ’は英国でのズボンの総称らしいです。あるサイトによると「英国でパンツと言えば下着のパンツを指すらしいですよ、だからパンツと言われて下着を連想しても、決して自分がオッサンというワケではなくて、むしろ‘俺は英国紳士なんだ’と思えば良いんです。

でも、その代わり、ズボンとは決して言わないでトラウザーズと言わなければならないですよ。」トラウザーズという言葉からはお洒落な響きを感じますよね。‘トラウザーズ(あるいはトラウザース)’を文字にして黙読すれば、悪くないどころかカッコ良いじゃないですか。

ただし、文字をそのまんま音読すると日本語的には綺麗ではないし、スマートな韻ではありません。舶来語には詳しくないので推測するしか術がないですが、口述する場合は‘トラウザー’という風に、語尾の‘ズあるいはス’を発音しないのが正しいのだろうか…と些細な事で悩んだりする。

実は‘現在の等身大の自分=ズボン’を‘今後の自分=何々パンツとかボトムス、トラウザーズ(トラウザース)’とかに、積極的に言葉を替えていこう、と現状打破を考えている今日この頃であります。

そこで‘トラウザーズ’について調べてみました。私の調べ方が下手なせいかもしれませんがインターネットでは私の素朴な疑問に明確に答えてくれたサイトは1つしかありませんでした。それによると、
‘Trousers トラウザーズ(トラウザース)’=複数形の場合は長ズボンの意
‘Trouser  トラウザー’=単数形の場合は半ズボン
のような意味があるそうだ。なるほど、英国のファッション用語は奥が深い。

もし仮に、この解説が正しいとすれば、記述的には‘トラウザーズ(トラウザース)’と正確に書かなければならないようだが、でも現実は紛らわしく「トラウザー、トラウザー」と、業者も含め多くの人たちが、ネット上で半ズボンの話題を大合唱しているかのように感じてしまい、‘トラウザーズ(トラウザース)’という語句から醸し出される英国紳士のオシャレなイメージが急降下、それならば、古くから使われている、我が国の近代文明黎明期に生まれた‘ズボン’の方が伝統的でジャパニーズトラッドの洒落・粋を感じてしまう。

たかが‘ズボン’の呼名の事で悩むのは馬鹿らしくなりましたが、アイビーの傍流‘あいび~’を自称する私は、本流のアメトラ風に表現する‘パンツ’という言葉に敬意を抱きつつ、‘ズボン’という歴史的な言葉を継承しながらも‘何々パンツ’と言うように努力しようと思う。

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