個別記事

No03 サーブあれこれ2「サーブ9-3」

2002年9月16日 車、よもやま話No03  サーブあれこれ2「サーブ9-3」

A4-1.8アバント購入記でも書きましたが9-3エアロ(左)に試乗する機会がありました。
静岡市の流通センター近くに大きく曲がったカーブがありますが少し攻めてみました。
Audi80では明らかに根性が入るスピードで進入しましたがなんとこいつは悠々と極自然に(気楽に)コーナーをクリアしました。
ロールは大きいが、ネチっこく粘る足回り、低速から効く低圧ターボ等で運転し易い車でした。

アウディから卒業したかった私にはうってつけの車でしたので一時は次の車に選んだ程です。
正直言ってこの時、ヤナセの取り扱っている車種の中からはこれしか無かったです。
ベンツは柄じゃ無いし、シボレー・・・似合わないな~(笑)
オペルも良い車(故障も非常に少ない)でしたが、私には似合わないので割愛しました。

サーブもオペルも今ではGM傘下ですので、9-3はオペル・ベクトラをベースに作られていますが
サーブ流の味付けは全く失っていません(つまりオペルの車とは全然感じさせない)
むしろベースにする事によって故障が非常に少なくなって信頼性が増しています。
また、マイナーな車でもヤナセと言う安心感もあります。
では、何故私は9-3を選ばなかったのでしょうか?

A4-1.8アバントに試乗した時、同じカーブを同じように攻めてみました。
Audi80に10年間乗っていた私には、時の流れ、アウディの進歩を見せつけられた思いでした。
サーブ9-3とはまた違ったコーナリングの安定感、軽快感、安心感がありました。
9-3が劣っていると言う意味では無く、アウディの進歩が明確に判ったと言った方が正解です。

値段の対比もあったのですがA4-1.8アバントに決めました。悩んだ事は購入記事で書いた通りです(購入記事参照)
自分のイメージとしては9-3でも似合っていると思ったのですが最終的には
カミさんの一言「あんたはサーブよりアウディの方がお似合い」で決定しました。

この「似合っている」と言う言葉は非常に重要で曖昧なファクターを含んでいます。
自分に相応しいとか自分らしい、あるいは「こだわり」に通じるかもしれません。
自分としては両方似合っていると思う中での、サーブ>アウディでしたが、カミさんから言わせると‘私らしさ’はアウディ>サーブでした。

「似合っている」と言うファクターについてはアルファロメオ(予定)の項で書き表わせる事が出来ないかもしれませんが、
もう少し書きたいと思っています(未定)

  • 2002年09月16日(月)14時29分

▲ Page top