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IBM ThinkPad X31のリカバリ、パーティション操作編

X31のリカバリー、パーティション操作編(古い記事ttp://duran.jp/vine/xyz_072.htmを移植しました)

2003年11月15日更新【IBM ThinkPad X31のリカバリー、パーティション操作編】2003年11月18日追記

【備考】パソコン関係の記事の一覧は「パソコン・携帯関係の記事」です。

【御知らせ】 最新の記事(2007年09月01日)は「IBM ThinkPad X31のリカバリ、USB HDドライブ編の最終版」です。

サブタイトル、HPAの削除と1810:Hard disk partition layout error の回避

【1、HD換装と起動FDの作成】【2、この記事】 【【3、USB HDドライブ(起動FD改良)編】【4、Backup・Restorソフト編】

★ 空き領域(未割り当て)が無い場合のRecovery

前回では1パーティション+末尾に未割り当て領域のHD設定でしたが今回は未割り当て領域を作りません。

01、もうHDを抜いたり挿したりする作業が面倒になったので、CD起動のPartitionExpert2003で内蔵HDのパーティションを全て削除してから再フォーマットします。(このソフトは起動用FDが無くてもCD起動出来ます)

その前にRecovery(HPA)領域を削除しなければなりませんので電源投入後、To interrupt normal startup press the blue Accese IBM button のメッセージが表示された時にF1キーを押して、IBM BIOS Setup Utility画面に入り「Security」を選択→「IBM Predesktop Area」選択→「Access IBM Predesktop Area」で「Disabled(エリア保護を解除)」に設定して、F10キー(Save&Exit)で終了します。

02、終了すると初期画面になりますからF12キーでブートメニュー、CDドライブを選択してPartitionExpert2003を起動します。HDの内容はドライブ全領域(37.26GB)Cドライブは34.3GB、未割り当て領域2.963GB でした。(11月18日追記、エリア保護を解除してあるので0.3GB~0.4GBの余剰空き領域を含んでいる可能性があります)この未割り当て領域2.963GBが今まで見えなかったHPA領域です。この両方を削除します。削除後にドライブ全領域をFAT32でフォーマット、プライマリパーティションにします。PartitionExpert2003を終了します。

03、終了すると、再起動になりますからTo interrupt normal startup press the blue Accese IBM button のメッセージが表示された時にF1キーを押して、IBM BIOS Setup Utility画面に入り「Security」を選択→「IBM Predesktop Area」選択→「Access IBM Predesktop Area」で初期設定(Normal)に戻して、F10キー(Save&Exit)で終了します。

04、起動FDを入れてからF12キーのブートメニューでRemovable Devicesを選択します。現在Dos画面です。ここでimgset.001からimgset.005の5つのCD-RからファイルをHDにコピーします。試しにHPAから抽出したXCOPYを使ってみましたが「MS-DOSバージョンが正しくありません」とDosに怒られました。その代用に、http://www.valley.ne.jp/~kazu-ma/からダウンロードしたYUPDATE.EXEをXCOPYの代わりに使ってみました。A:\>の時にyupdate g: c: と入れるとAre You Ready ? > (y/n)を聞いてきます。fwrestor file=g:\imgset drv=0で展開するより単純なファイルコピーの方が早いですね。imgset.001からimgset.005のコピーが終了したのでc:\>のdirでCドライブの中を確認しました。

05、a:\>でfwrestor file=c:\imgset を実行します。(合算時間は04+05の作業とfwrestor file=g:\imgset drv=0のダイレクトでやるのとでは、どっちが時間が掛かるのか・・・素朴な疑問が生じました。)

06、imgsetの展開が終わり、再起動させると1度目の 1810:Hard disk partition layout error が出ました。Enterキーを押して IBM Predesktop Areaに入ります。Recover to factory contents を選択(ダブルクリック)します。IBM Product Recovery プログラムが起動して、メインメニューが現れます。「工場出荷時コンテンツうんぬん・・・」Enterキーを押した後、メニューに従います。日本語メニューでY(yes)を押すところが3回あります。IBM Product Recovery画面でのリカバリーが始まりました。

07、IBM Product Recoveryが終ると自動的に再起動しますが、ここで2度目の1810:Hard disk partition layout error が出ます。構わずEnterキーを押して IBM Predesktop Areaに入ります。Recover to factory contents を選択(ダブルクリック)します。引き続き(DOS画面で)リカバリーが始まります。

08、DOS画面でのリカバリーが終ると再起動しますが、ここで3度目の1810:Hard disk partition layout error が出ます。ここで上記のRecover to factory contents を選択すると同じことの繰り返しになる・・・IBM Product Recoveryの画面(工場出荷時コンテンツうんぬん)になるのでここではF1キーを押して、IBM BIOS Setup Utility画面に入り「Security」を選択→「IBM Predesktop Area」選択→「Access IBM Predesktop Area」で「Disabled(エリア保護を解除)」に設定して、F10キー(Save&Exit)で終了します。自動再起動後、再びリカバリーが開始されます。

09、自動再起動後、XP上での設定に入ります。ひたすら自動でやってくれます。

10、何度かの自動再起動後、XPにようこそ の画面になり設定を進めます。

11、XPの設定終了後、「Disabled(エリア保護を解除)」になっている状態なので再起動させてCD起動からPartitionExpert2003でHDの容量を確認します。全領域容量は37.2GBで、そのうち使用領域4.53GBでしたのでHPA領域は存在していないのが解ります。

12、とりあえず、Predesktop AreaがDisabledになっているので初期設定のNormalに戻しておき、作業は終了です。

【備考1】この方法ですと、HPA領域を作らないリカバリーになるようです。X31の各種機能は詳しく確認していませんがThink Pad機能設定等は通常に表示されました。

【備考2】何回も繰り返しこの作業を行っていますので頭が混乱して記憶が定かではないのですが、1度目か2度目の1810:Hard disk partition layout error が出た時にF1キーを押してIBM BIOS Setup Utility画面で「Security」を選択→「IBM Predesktop Area」選択→「Access IBM Predesktop Area」で「Disabled(エリア保護を解除)」に設定しF10キー(Save&Exit)で終了すると自動再起動後、何故かXPの設定が始まり、ライセンス認証の手続きを求められたので作業中止した事もありました。

【備考3】USB2.0外付2.5HDDケースを使って事前にフォーマットとimgset.001からimgset.005のコピーをしておけば手っ取り早いです。ウルトラベースX3を使えばもっと楽だと思いますが、私の環境はUSB2.0外付2.5HDDケースとUSB外付けFDDロジテックLFD-1U2とUSB外付けCD-R/RWドライブのパナソニックKXL-RW40ANです。

★ リカバリー時にパーティションが2つ存在し、HDの末尾に空き領域(未割り当て)がある場合

01、空き領域(未割り当て)が無い場合のRecovery 01参照

02、空き領域(未割り当て)が無い場合のRecovery 02参照、ただしドライブ全領域(37.26GB)未割り当て→Cドライブを25GBでFAT32のプライマリパーティション、Dドライブを約8.7GBでFAT32の論理パーティション→ドライブの末尾に残り約3.5GBの空き領域(未割り当て領域)にします。PartitionExpert2003を終了します。

03、空き領域(未割り当て)が無い場合のRecovery 03参照(BIOSのSecurityでPredesktopAreaを初期設定に戻す)

04と05、空き領域(未割り当て)が無い場合のRecovery 04と05参照(imgset.001からimgset.005のコピーと展開)

06、imgsetのコピーと展開が終わり、再起動させます。To interrupt normal startup press the blue Accese IBM button のメッセージが表示されますのでAccess IBM ボタンを押し、Access IBM Predesktop Areaプログラムに入ります。Recover to factory contents を選択(ダブルクリック)します。「工場出荷時コンテンツうんぬん・・・」Enterキーを押した後、日本語メニューでY(yes)を押すところが3回あります。IBM Product Recovery が始まります。

07、一度手動での再起動があり、その後自動再起動を繰り返してXP上での設定に入ります。ひたすら自動でやってくれます。

08、今回は何事もトラブル無くXPの設定まで進む事が出来ました。何度かの自動再起動後、XPにようこその画面になり設定を進めます。

09、XPの設定終了後、一旦電源を切り、再起動させF1キーを押し「Disabled(エリア保護を解除)」にしてからF10キーで終了後、再起動からF12キーでブートメニューからCD起動を選択してPartitionExpert2003でHDの容量を確認します。全領域34.3GB-Cドライブ25GB(空き領域20.48GB)、Dドライブ約8.7GB、未割り当て領域3.554GBでした。

10、今度はAccess IBM Predesktop Areaで「Disabled(エリア保護を解除)」から初期設定の「Normal」に戻した後、同じようにPartitionExpert2003でHDの容量を確認しました。全領域34.3GB-Cドライブ25GB(空き領域20.48GB)、Dドライブ約8.7GB、未割り当て領域605.4MBでした。つまり、Recoveryフイル(HPA)領域は最初に作成した末尾の約3.5GBの空き領域(未割り当て領域)に作られてNormalで保護されている領域以外の、余った容量605.4MBが未割り当て領域として残されたと私は思いました。

この605.4MBの未割り当て領域は再利用可能でDドライブ(全てCでも可)に吸収して作業を終えます。

11、電源を一旦切った後、電源再投入します。To interrupt normal startup press the blue Accese IBM button のメッセージが表示された時にAccess IBM ボタンを押し、Access IBM Predesktop Areaプログラムに入れる事を確認します。

このエリア画面が表示されればRecoveryフイル(HPA)領域は存在すると思います。また、WinXP上で見たCドライブ容量も初期状態の34.2GBでした。

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