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IBM ThinkPad X31のリカバリと、40GBから60GBへ マルチブータブルCD編

IBM ThinkPad X31 2672-CBJのハードディスク換装 IBM X31関連の記事その5 2007年09月04日更新→07年09月09日再更新

新しい記事は2007年09月12日更新の「ThinkPad X31、 Acronis True DriveのブータブルメディアをUSBフラッシュメモリから起動(ブート)する。」
http://duran.jp/vine/index.cgi?no=150 です。
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すみません、前回記事が最終版と銘打っておきながら続き編をアップしました。いや、書き忘れがあったのです。
前回の記事はこちらです→http://duran.jp/vine/index.cgi?no=148「IBM ThinkPad X31のリカバリ、USB HDドライブ編の最終版です」
今までは40GB→40GBだったのですが、実際にはもう40GBは使っていなくて60GBなんです。
でも、使用頻度が低いパソコンなので現在でも中は閑古鳥が鳴いています。

60GBは全域Cドライブです。後でドライブユーティリティで区切る事も可能です。
この記事ではオリジナルのRecoveryフイル(HPA)…工場出荷時へのリカバリ環境を保持しつつ、ウィンドウズアップデート等した最新の環境も移行します。
X31用のドッキングステーション(ウルトラベースX3)を持っていなくてもOKですがUSB接続の外付けFDDは必要です(必要なくなりました)。
True Image がネットワーク対応なら、ハードディスクドライブは代替可能かもしれませんが未検証です(ネットワーク対応です)
起動FDの作り方とimgset.001からimgset.005の抽出方法は過去記事を参照して下さい(今読み返すと本人でさえ難解ですが、すみません)

【注・2007年09月09日追記】
DOSとTrue Image/Disk Director SuiteのマルチブータブルCDを作成したので起動フロッピーディスクは不要になりました。
 参考サイト様→http://lets-go.hp.infoseek.co.jp/bootcd/bootcd17.html 「番外編 【Acronis TrueImage】でリカバリDVDを作る」

1)、昔作ったWIN98の改造起動フロッピーディスク→Super ウルトラ ISO(体験版)→FDイメージに変換(例えば、fdboot.ima)

2)、True Image/Disk Director Suiteで作ってあったブータブルCDを→CDrecordフロントエンド(フリーソフト)→ブートISOファイルに変換tiboot.iso

3)、「マルチブータブルCD/DVD製作法」http://lets-go.hp.infoseek.co.jp/bootcd/bootcd5.htmlを参考に「Bootable CD Wizard」をダウンロード
「Bootable CD Wizard」…CD用のマルチブートローダーです。

4)、入手したbcdw-2.0a1.zip を解凍後、「x」というフォルダを作成し、サブフォルダbcdwだけをxフォルダにコピーして、あとは捨てる。
  その後bcdwにあるbcdw2dosというフォルダも不要なので捨てる。
  結果「bcdw」フォルダ内にはbcdw.bin bcdw.ini loader.binの3つのファイルだけが残る。

5)、xフォルダ内に先ほど作成した起動FDイメージのfdboot.ima True Image/Disk Director SuiteのブータブルCDイメージのtiboot.iso の2つをコピーする。

6)、bcdw.iniを開いて、[MenuItems]のところを

   \tiboot.ISO ; True Image-Disk Director Suite
   \fdboot.ima ; MS-DOS

   に書き換える。

7)、この5つのファイル構成を「CDrecordフロントエンド(フリーソフト)」でブート可能なISOファイルに変換する。cdboot.isoとでも。
  「第6章小さなサイズのイメージを組み込む」http://lets-go.hp.infoseek.co.jp/bootcd/bootcd6.htmlを参照しました。

8)、作ったISOファイルを「CDrecordフロントエンド」でメディアに書込む。

9)これでMS-DOSの起動とTrue Image(Disk Director Suiteの統合のブータブルレスキュー)の起動が切替が可能になりました。

それからUSBフラッシュメモリからでもDOSの起動を確認しました。また、「syslinux」というブートローダを使って
True Image(Disk Director Suiteの統合ブータブルレスキュー)もUSBフラッシュメモリから起動を確認していますが、
DOSとのデュアルブート環境が作れなかったので、今回はとりあえずCDでデュアルブート。
USBフラッシュメモリを使う場合BIOSを最新にして下さい。私の場合1.03のままでしたのでアップしました。
【追記ここまで】

【大前提】
1)、ハードディスク内に元々あった不可視リカバリ領域(HPA)-DtoD領域を可視化して抽出したimgset.001からimgset.005を保存してある事。
2)、2.5インチハードディスク用のUSB外付けケースを持っている事(2.5インチ用は画像のような簡単な構造の製品でも良いと思います)。
3)、X31以外にパソコンを持っている事。
4)、USB外付けフロッピーディスクドライブを持っている事→(起動FDを起動CDにしたので必要ないです)。
5)、ドライブのバックアップイメージはAcronis True Image 9.0で作成しました。
6)、ドライブ、パーティションの操作はAcronis Disk Director Suite 10.0を使用しました。
ファイル 149-1.jpg
【事前準備】既存ドライブの最新環境(ウィンドウズアップデート、使用ソフトのインストール等)をAcronis True Image Home 10.0を使用して
       バックアップイメージで保存する。保存先のドライブはUSB外付けハードディスクで良いですが、電源ケーブル付きの物が好ましい。

1)、USB外付け2.5インチ用ハードディスクケースにX31に換装する60GBのハードディスクを装着します。

2)、任意のパソコンにUSB接続します。ハードディスクユーティリティでドライブ全領域のうち、約3.5GBの空き領域(未割り当て領域)を最後尾に残し、
  あと全部をCドライブ分としてFAT32のプライマリパーティションでフォーマットします。

3)、保存してあるimgset.001からimgset.005の5つのファイルを丸ごとCドライブ分としてフォーマットしたパーティションにコピーします。

4)、このハードディスクを外付けハードディスクケースから外して、X31に装着します。

5)、以前作成した起動FD(過去記事参照)をUSB外付けフロッピーディスクドライブ(USB外付けCDドライブ)に入れてX31本体に接続します。

【注】起動FDの中身にはfwrestor.exeがあること。USB関係のドライバがあること。過去記事のような手が込んだ起動FDじゃなくてもいいと思います。

6)、電源投入します。起動後、IBMロゴの下にTo interrupt normal startup press the blue Accese IBM button のメッセージが表示されますから
  F1キーを押して、  IBM BIOS Setup Utility画面に入り「Security」を選択→「IBM Predesktop Area」を選択→「Access IBM Predesktop Area」で
  「Disabled(エリア保護を解除)」にします。F10キー(Save&Exit)で終了します。

7)、起動するとIBMのロゴ表示時にF12キーを押してブートメニューに移り、Removable Devicesを選択してFDから起動します。

8)、DOS状態  a:\>でfwrestor file=c:\imgsetを実行します。

9)、imgset.001からimgset.005の展開が始ります。終るまで見ているだけです。展開が終れば、一度電源を落します。

【工場出荷時状態へのリカバリの途中ですが、ここから作業を変更します。】

10)、起動後、IBMロゴの下にTo interrupt normal startup press the blue Accese IBM button のメッセージが表示されますからF1キーを押して、
  IBM BIOS Setup Utility画面に入り「Security」を選択→「IBM Predesktop Area」を選択→「Access IBM Predesktop Area」で
  「Disabled(エリア保護を解除)」になっていれば初期設定(Normal)に戻して、F10キー(Save&Exit)で終了します。

11)、Acronis True Image 9.0のブータブル起動CDをUSB外付けCDドライブに入れてX31本体に接続します。

12)、Acronis True Image 9.0で作成したバックアップイメージを保存してあるUSB外付けハードディスクをX31本体に接続します。

13)、電源投入して起動するとIBMのロゴ表示時にF12キーを押してブートメニューに移り、CDドライブを選択してブータブルCDから起動します。

14)、Acronis True Image 9.0が起動しますのでUSB外付けハードディスクにあるバックアップアーカイブを復元します。
   この時の為にUSBケーブルだけの外付けハードディスクよりも電源ケーブルが付いてるケースの方が良いと思っています。
   CDブートのTrue Imageが起動に失敗する確率が高いと経験則で思っています。

15)、復元先はX31に装着した60GBのドライブです。所用時間は30分ぐらいでしょうか。

16)、パソコンを再起動すると復元が成功しています。ただしドライブ環境は40GBの状態ですから空き容量の部分をCドライブに吸収します。

17)、Acronis Disk Director Suite 10.0を起動してパーティションを目一杯広げて全域Cドライブにします。

18)、Cドライブは全容量52.9GBとなっています。本当でしたら約55.9GBだと思うので、隠し領域(リカバリ領域)が確保されていると思います。

19)、隠し領域(リカバリ領域)-工場出荷時状態に戻すリカバリ、が存在するかどうかは検証するしかありません。

20)、一度電源を落して実行しました。再度電源を投入するとIBMロゴの下にTo interrupt normal startup press the blue Accese IBM button の
   メッセージが表示されますので青いAccess IBM ボタンを押し、Access IBM Predesktop Areaプログラムに入ります。
   →Recover to factory contents を選択(ダブルクリック)します。IBM Product Recovery プログラムが起動して、メインメニューが現れます。
   「工場出荷時コンテンツうんぬん・・・」 Enterキーを押した後、日本語メニューでY(yes)を押す画面が3回あります。
   IBM Product Recovery が始まりました。

検証の結果、リカバリ領域(HPA)-DtoD領域が存在している購入時(工場出荷時)の状態に戻った事を確認しました、めでたし、めでたし。♪