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No15 ‘男のクルマ’その2 スバル レガシイB4

2003年03月15日 車、よもやま話No15 ‘男のクルマ’その2 スバル レガシイB4

今、現行車種の中で‘男のクルマ’と言えばこれが最も相応しいと思うのは私だけでしょうか?

水平対抗エンジンをクルマに投入しているのは、現在ポルシェとスバルだけです。
そしてポルシェ以外無かったフラットシックス(DOHC水平対抗6気筒エンジン)を発売した時は驚きました。
国内メーカーでこんな事やってくれるのは富士重工しか存在しません。
「凄っげぇ~なぁ!」と素直に感嘆しました。
また、世界的にもスポーツ4WDの名門メーカーとしてアウディと並び称される事実があります。

歴史と伝統があるこの中規模メーカーの生き残りを賭けた、したたかな戦略は
「フルタイム4WD」と「水平対抗エンジン」の2つに限って「超」が付く一流の技術力に集約され
活路を見いだしたのです。大手メーカーと一線を画すスバルの独自のスタンスで自己表現する
我が道を行く姿勢に「拘り」を、「美学」さえ感じてしまいます。

前回コラムのいすゞも歴史と伝統のある名門メーカーでしたが現在は衰退し、もしかしたら名前すら
忘れ去られようとしているのが現実です。世界的に見ても中小メーカーは次々と巨大資本の傘下に
吸収されていますが、富士重工は「天上天下唯我独尊!」と大見栄を切り、感性をより磨けば
その名前の如く‘昴’として輝くのではないでしょうか。
簡単に言えば「国内メーカーの中で、唯一プレミアムカー・メーカーになれる」予感がします。

B4はセダンですが窓枠の無いサッシュレスドアの為、車体判別はハードトップになります。
サッシュレスドアとは、昔流行したような記憶がある手法で、それを現在でも採用している事に
賛否両論があるのは事実ですが、とても存在感のある4ドアスポーツセダンである事に間違いありません。

正面・真後ろから眺めた姿にはIDの主張は感じられず全体的な造作にも詰めの甘さを感じてしまいますが
ボディーデザインの印象からは素性の良いデッサンが判ってしまいます。
他人の空似かもしれませんが、この素性の良さは何処となくBMW3シリーズの意匠に合い通じるものが
あるような気がするのは私だけでしょうか?
もっともボディーの創り込みはBMWの方が圧倒的に次元が高く、丁寧・美的・緻密であります。

現行BMW3シリーズのように「素のデザイン」が良くて創り込みも丁寧だとエアロパーツのようなおまけを
わざわざ装着しなくても十二分以上に素敵ですが、B4もある一面それに近い存在ではないかと思います。
もし、B4の製造コストにあと75万円程クォリティを上乗せして、スバルの伝統(ID)を具現化すれば
輸入車のプレミアムカーと呼ばれるクルマ達を蹴散らしてしまう程のクルマになるのでは?
と思ってしまいます。

【注1】75万円の金額に何ら根拠はありません。
【注2】製造コストとは後付けパーツ・ナビ等の備品類の事ではありません。

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