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喪明け

2001/08/31 喪明け     前回コラムの続編です。

8月28日(火)のミーティングは行われませんでした。
延期になったんです。
私は直前まで知らなかったのだが、Nは昇格の話を断っていたのだ。
いずれにしても適任者はNしか居ないので、今がチャンスだと思って「火中の栗」を拾うような事はしない方が懸命なのかもしれない。

しかし、28日の夜、帰宅するまでは私の気分は最悪でした。
心の想うまま文章にしたら、鬼畜と悪霊が喜びそうな文字が羅列していました。
会社には魂を売らないが悪魔には売るかもしれないと思った。

スティーブン・セガールの映画「沈黙の戦艦」でトミー・リー・ジョーンズがやった役が私には御似合いなのかもしれない。
イカレているのだ。

帰宅して不愉快な気分でパソコンの画面を見ていたらアニメーションが眼に入ってきた。
おじいさんがキセルでタバコを吸って、その煙が空で7つの輪になるという
ほのぼのとした何気無いアニメだったが絶妙なタイミングだったので毒気が抜けてしまった。
少し冷静に情勢を分析しようと思いました。

私には自分の勝手で自爆して部署のみんなに迷惑をかけている、また、上司天敵さんの期待を裏切ったという
「後ろめたさ」「負い目」があったので私は3年間謙虚に粛々と仕事をやっていました。
恭順している態度を示せば僅かな可能性だが「再任」の期待も心の片隅にありました。
オーバーに表現すれば「懺悔の日々」。正確に言えば3年5ヶ月。

天敵さんは私を高く評価していてくれたし、彼の視点からみれば私は彼の側近の一人で、その私が造反・裏切った
という思いで可愛さあまって憎さ100倍なんだろうと思います。
次の手は何?業務命令で無理やりNに「後任」を押し付けるの?そんな事したら、あいつ、会社辞めちゃうよ。

今回の出来事で刑期を終えた囚人が3年ぶりにシャバに出てくる事が出来たと言う感じです。局面が動いたんです。
いつまでも「懺悔の日々」を続けるわけにはいかないのです。
今、私は誰に対しても負い目・後ろめたさは感じていない。

再任の望みは絶たれたが私はこれからは堂々としていようと思っている。

天敵さんは今までに増して相談あるいは世間話と称して頻繁に私のところに来るようになった。
私の顔色、反応をうかがいに来ているのだ。
いつもパターンだ。
私は「どこからでもいいから掛かっておいで」という態度で接している。

  • 2001年08月31日(金)17時07分

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