記念すべきこのホームページでのサンタナ紹介の第一弾です。「ウェルカム」1973年
1、ゴーイング・ホーム(家路)GOING HOME
2、ラブ、デボーション&サレンダー LOVE, DEVOTION & SURRENDER
3、ソウサリートのサンバ SAMBA DE SAUSALITO
4、君の瞳 WHEN I LOOK INTO YOUR EYES
5、輝ける光 YOUR IS THE LIGHT
Side B
1、母なるアフリカ MOTHER AFRICA
2、聖なる光 LIGHT OF LIFE
3、フレーム・スカイ FLAME-SKY
4、ウェルカム WELCOME
「おぃおぃ!真っ白じゃねぇ~かよ!ホントにジャケットかよぉ!」と思うかもしれませんが、白地に浮き白文字で「ウェルカム」と書いてあります。すみません、デジカメもショボイので見難いかもです。
真っ白いアルバムのワケは「あなた色に染めてぇ~~」ではなくて解散後、メンバーチェンジをして再出発したニュー・サンタナ・バンドの処女作と言う意味です。
このアルバムはラテンロック、ジャズの要素が絶妙にブレンドされ、クロスオーバー(フュージョン)的なサウンドで「少し物足りない」と思ったファンも居ました。
カルロスが少しずつ神懸りになってきた頃のアルバムだと記憶しています。
1曲目が「ゴーイング・ホーム」日本名が「家路」です。ほらあの有名な・・・「遠ぉ~き~♪や~まぁにぃ~♪・・・」ってやつですよぉ。
サンタナの最高傑作アルバムは当然!「キャラバン・サライ」ですが、インストルメンタルのこの曲から始まる「ウェルカム」は隠れた名盤です。地味で目立たないのですが素直で好感の持てるアルバムです。
2曲目の「ラブ・デボーション(&)サレンダー」はカルロスを含めた3人のアーチストで代わる代わる歌ってます。3人目のレオン・トーマスはJAZZボーカリストでモロJAZZっています。
曲の最後尾では3人して「♪ラッヴ・デェボーション~♪(&)サレンダァ~♪(繰返し)」と神に誓いを捧げています。
彼が何の神を信じていても私は構わないのですが、それをファンに強いることがあるとすれば拒絶する人も現れるじゃないのでしょうか?。
「もっと官能的なラテンロックを!」とか。
ファンとメンバー(ファミリー)と己の求めるモノの狭間で彼の心は永遠に揺れ動きます。
このアルバムは、私自身は純粋に「ミュージシャンとしてのカルロス(サンタナ)の音楽」として受け入れました。彼のこのアルバムはJAZZ好きな人には評価が高いです。
フュージョン黎明期の「名盤」であることは間違いの無い事実です。
[記事の編集履歴]
2001年10月15日更新。
2007年12月12日(水)Web Diary(blog)化。
画像はそれ以前のhtmlページのものを移植したので小さいです。
2011年10月 大き目の画像と差し替えました。
2015年12月 改行など修正。
2020年03月13日 ArchivesからVINEに移転。