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サンタナ SUPER NATURAL(スーパーナチュラル)

「SUPER NATURAL」スーパーナチュラル 1999年のCDです。

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復活した永遠なるキャラバンとは4thアルバムのキャラバン・サライの事ですが、私はこのCDアルバムにこそ、この言葉が相応しいと思います。


私は職場まで車通勤しています。ある日の朝、いつものようにK-MIX(静岡のFMローカル局)を聴きながら運転していました。そしたら「サンタナ、ニューアルバムからの**です。」と紹介があって曲が流れてきました。

久しぶりに聴くサンタナのリズム。私のサンタナ(カルロス)のイメージは、眉間に立てジワ作って、難しい顔しながら演奏している姿だったのですがこのFM放送で聴いた曲はすっごい!リラックスしていて、楽しんでいるように聴こえました。

私、ケチだからCDなんてレンタルで済ませちゃうのですが今回ばかりは「買ワナケレバナラナイ!」と啓示がありました。ちなみにサンタナのCDは借りた事は一度も無いです。自分の世界ではサンタナは「もう過去の人」だから「聴くまでも無かった」のです。

「サンタナも頑張ってるな~!」なんて妙に感心し、またデビューから30年経た今もすんばらしい演奏を聴かせてくれるパワーに感動しました。私の知っている限りのサンタナ・バンドは離合集散を繰返し、カルロスの音楽の方向性ではセールスになんないから、メンバーの飯を食わせる為にウケ狙いのアルバムを出したりと言う「迷走」をしていたような記憶があります。

さて、この「スーパーナチュラル」ですが、「もう最高!!」と言うしかないです。「ごめんなさい!私が悪かった。許してよ、サンタナ様。もう逃げないから」って感じです。

セッションアルバムですね、これは。1曲毎、日替わりメニューのようにゲストミュージシャンが変わります。エリック・クラプトンだって共演している!すっげ~よぉ!!「サンタナ、絶対楽しんでいるよなぁ~」ゲストミュージシャンをメインにして自分は脇役に徹しているみたい。それで尚且つ「サンタナの音楽になっちゃっている!!」んだから、ヤッパリ「すっげ~よ!」

アルバムの紹介になっていない気もするけど・・・まぁいいや♪。良い物は良いんだから!


(注)このアルバムは2000年、グラミー賞9部門制覇の偉業を達成しました。70年代初頭から世紀末までミュージック・シーンをリードしてきたサンタナ・バンド。これからもジャンルを超越する永遠なるキャラバン「サンタナ」を応援します。


[記事の編集履歴]

2001年10月28日更新。

2007年12月12日(水)Web Diary(blog)化。

2015年12月 改行など修正。

2020年03月14日 ArchivesからVINEに移転。

  • 2001年10月28日(日)22時55分

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