2001年11月30日からずーっと工事中です(汗。簡単に年表を載せました。
1966年「サンタナ・ブルース・バンド」結成
メンバーにはグレッグ・ローリー(のちにジャーニー結成)がいました。
1969年ラテン色を強め、ライブで活躍していた彼らは「サンタナ(バンド)」で再スタートする。そして同年、伝説の「ウッドストック・フェスティバル」で熱狂的な支持を獲得。デビューアルバム「サンタナ」リリース、200万枚売れたそうな。
1970年セカンドアルバム「天の守護神サンタナ」。
シングル・カットされた「ブラック・マジック・ウーマン/ジプシー・クィーン」
「僕のリズムを聴いとくれ」は大ヒット。アルバムは超ベスト・セラー。
1971年「サンタナⅢ」リリース。5週連続全米No1。こいつはパワフルだったよ。
ラリッて聴けば天国へ行けます。サイケディリック・ロックとは一味違うアブナイ世界が広がります。
官能的で妖しい悪魔的な世界。初めてサンタナを聴いたのがこのアルバムでした。輸入盤で持っています。ギターにニール・ショーン(のちにグレッグ・ローリーとジャーニーを結成)加わる。
1972年4thアルバム「キャラバン・サライ」名盤です。傑作です。神様です。
サンタナ・バンド空中分解。オリジナルメンバーの多くがアルバム録音中に脱退。宗教と出会い、自分の求める精神世界を探すようになったと思います。
この頃から彼は好んで白い物を身につけ、より一層、宗教に傾倒していき、自分の心を悪魔から買い戻す事に成功したのでしょうか?。音楽の面では、本当に「永遠なる(迷走)キャラバン」になるとは思わなかったです。
セッションアルバム「カルロス・サンタナ&バディ・マイルス~ライヴ!」は持っていません。
ジョン・マクラフリンとのセッションアルバム「魂の兄弟たち」所有。ちなみにジョン・マクラフリンのマハビシュヌ・オーケストラのLPを持っています。
1973年5thアルバム「ウェルカム」隠れた名盤です。紹介済み
来日ライブアルバム「ロータスの伝説」横尾忠則さんの超有名なジャケットデザイン。
残念ですけど、持っていません。
1974年作品ナンバーが怪しくなってきました。「不死蝶」です。
「啓示」セッションアルバム
「グレーテスト・ヒット」ベスト盤です。持っていません。
1976年 「アミーゴ」日本でも大ヒットした「哀愁のヨーロッパ」収録。
ジャケットは横尾忠則さんのデザインで「大のお気に入り」ですが、ハッキリ言って鍋料理のようなアルバムです。有る物をつっこんでアルバムにでっち上げたとしか思えなかったです。「哀愁のヨーロッパ」は私は大好きですが、アルバム全体のコンセプトが解らなかった。
1976年 「フェスティバル」
1977年 「ムーンフラワー」「シーズ・ノット・ゼア」シングル・カットされて日本でもヒット
1978年 「太陽の秘宝」持っていません。サブタイトルが「inner secrets 」と言って
メンバーに急き立てられて作ったアルバムです。セールスにならなければ飯が食えないと。
1979年 「マラソン」持っています。うぅ~ん・・・?
「ワンネス」カルロス・サンタナ ソロアルバム。当時、期待して買ったのですが私のような凡人には、カルロスが何を求めているのか解らなかったです。
キャラバン・サライ、ウェルカムのような精神的な広がりを感じるアルバムを期待したのですが、ギタリストがテクを披露しているようにしか思えなかった。
1980年 「スイング・オブ・ディライト」カルロス・サンタナ ソロアルバム 所有。
1981年「ジーバップ」輸入盤で購入。解説文が無いので先入観無しで聴きました。
この時の私の感想は素直に楽しいアルバムだな、と思いました。確か、輸入盤の方が国内盤より安かったと記憶しています。サンタナに付き合っている事に疲れました。
つまり、サンタナ熱が冷めてきた頃でした。バンドとしてのアルバムはパワーが無いし、ソロアルバムはツマラナイし、彼は何処かへ行ってしまったように感じた頃でした。
「ジーバップ」とは
ジーはZ(ゼット)バップはビーバップからで、「ゼットのビーバップ」となります。意味は「密かな楽しみ」と、何処かで見聞したような記憶が・・・間違っていたらゴメンなさい。
76年の「アミーゴ」辺りからアルバムがアヤシクなってきたんですよね。
シングルヒット狙いと言うのかな・・・アルバムの構成が不透明・迷走しているみたい。この「ジーバップ」はアルバムとしてまとまっていると思いますよ。「山椒は小粒でもぴりりと辛い」です。
毒々しさが消えて安心して聴けます。今、聴いてもノリが良いです。サンタナのポップ系のアルバムの中では一番良いと思っています。
1982年 「シャンゴ」印象薄いですね。「ホールド・オン」はシングル・カットされて日本でもヒットしましたが。
1983年 「ハバナ・ムーン」 カルロス・サンタナ ソロアルバム
1985年 「ビヨンド・アピアランス」もう、惰性で買ってましたよ、記憶に無いですもの・・・。
この数年は買っても1回聴いただけでレコード棚へ直行。
この時期かな?レコード交換したのは。ツェッペリン1枚入手に対してサンタナ3枚放出とか・・・。
(このアルバムを最後にサンタナとお別れしました。)
1987年 「フリーダム」持っていません。
1987年 「サルバドールにブルースを」全然知りません。
1988年 「VIVA SANTANA!」全く解りません。
1990年 「スピリッツ・ダンシング」全然知りません。
1992年 「ミラグロ」評論筋には好評だったらしいですが結局、買わなかったです。
あとから見聞したのですが、彼が師と仰いでいたビル・グラハム、マイルス・デイヴィスが亡くなり、彼らの為の入魂の作品だったようです。
1993年 「セイクレッド・ファイアー~サンナタ・ライヴ」存在を知らない。
1994年 「サンタナ・ブラザース」サンタナ・ブラザース 弟とのセッションアルバム。
1997年 「ライヴ・アット・ザ・フィルモア'68」サンタナ発祥の地で、
しかも68年のライブって意味かな?これだったら買ってもいいですね!CDかな?
1999年 「スーパーナチュラル」ご存知ですよね?ねッ? 紹介済み
2001年11月30日
この時点でカルロス・サンタナを評すれば「妖怪」と言うしかない無いです。
長年にわたり、若い才能あるミュージシャンの生き血を吸い続け吸収し、また、メンバーもとっかえひっかえ入れ替えて生き延びてきた妖怪です。でも、何処かの神さまだって生贄の羊を「レアに焼け」とか、人間的な事を言う位ですから「妖怪も、また最善の神なり!」です。
貪欲で変幻自在のサンタナの活躍を楽しみにしています。
[記事の編集履歴]
2001年11月30日更新。
2007年12月12日(水)Web Diary(blog)化。
2015年12月 画像を追加。
2020年03月14日 ArchivesからVINEに移転。