[1]2001年3月10日納車
2000年型Audi-A4 Avant1.8 色はペリカンブルーです。
初登録年度は1999年12月27日、前所有者はアウディジャパン六本木店(ミツワ自動車さん)。デモカーでした。走行距離は2460Km、状態は抜群。
[2]軍資金
家のローンもあるから10年乗ったアウディ80の車検を通すつもりでしたが、ふ、としたきっかけで自分の生命保険を見直す事になり、生保A社から損保B社に掛け替えた時の解約返戻金が元手になりました。これなら、家計に負担を掛けない筈と思い、車購入を決意しました。
[3]2001年2月3日アウディ静岡オープン!
ヤナセにしてみれば8年ぶりのアウディ取り扱いです。この車はアウディ静岡オープンの為にデモカーとして東京から静岡に嫁いで来ました。初めてこのA4を見た印象は「常軌を逸している色!」としか見えなかったです。
その時はまさか自分の愛車になるなんて、全然!思いも寄りませんでした。新車のA4はフルモデルチェンジを目前に控えているので値引き額が大きければ買ってもいいかな・・・と言う気持ちは大有りでした。
[4]2000年型サーブ9-3(ナインスリー)エアロの中古車
A4の新車は値引き額が少ないし、カミさんも気が乗らない様子。それからフェアからの帰宅途中にヤナセ中古車センターに寄りました。以前、新車担当だった営業マンがこの時は中古車担当をしていてフェア前日に「たまには遊びに来てよTEL」があったのです。
展示してあった1年落ちの赤いサーブ9-3エアロの中古車を見たカミさんが、どう言う訳か気に入ってしまい早速試乗!サーブも良い車です。落ち着いた走り。低圧ターボだからトルクが太い。
内装もドイツ車の質実剛健な造りと似ていて、乗り換えても全く違和感ないです。おっぉ~!このシートは本皮だよ!電動だよ!。私は本革仕様の車に乗った事が無いのです。この車は程度良好。ヤナセのデモカー落ちとの事。
早々に商談。金額はA4の新車と比較すれば余裕で買えます。でも、致命的なのは左ハン。私は慣れる自信があるけどカミさんは絶対に無理です。幾日か熟慮の上、カミさんも気に入っていましたがこの車は諦めました。残念でした。
サーブの魅力、良さが判った私達は、それならば新車を・・・!。心の中では黒いサーブで渋くキメている自分を想像していました。
[5]黒いサーブ9-3の新車
「次の愛車は黒いサーブ9-3」と決心して、9-3の新車を見に、私達はヤナセに行きました。商談して金額を提示してもらったら、何と!新車アウディA4と同額並!!。高いです。でも、カミさんは気に入っているようです。
とりあえず金額の話は後回しで、「乗ってみましょう」と営業マンの声。黒い9-3(営業マンの自家用)で一回りしてみる事になりました。試乗も終盤、ヤナセの看板が見えてきた頃、気持ちは9-3のオーナー。妄想は膨らむばかり。
そんな時に私の携帯にヤナセ中古車センターの○○さんからTELがありました。
「9-3に試乗しているよ」と私。
「えっ?じゃぁA4アバントが1台入庫したけど、どうします?」。A4に醒めている私は、とりあえず「今日の午後に伺います」と返事をして携帯を切りました。
9-3は値引き額も頑張って頂いたのですが、考える時間の猶予をもらい、帰宅しました。気持ちは8割方OK!なんですが、残りの2割は、やはり金額です。
[6]「大ドンデンガエシ」
この日の午後、正直言って期待はしていなかったのですが、一応A4の中古を見に行ったところ、一目観て驚きました。フェアの時に見た車がそこに在るのですから。ボディーカラーには相変わらず抵抗あるのですが車の状態が非常に良く、心に感じるモノがあり、とにかく、印象がイイんですよね。
それに、静岡ではこの程度の良さのA4には2度とお目に掛かる事は無いだろうと思い、このA4アバントは値札を付ける前に「商談中」になりました。値段も9-3の新車と比較すれば格段の差でした。
色ですか?30分と経たないうちに好きになっていましたよ。カミさんはこの色と、中古車という事で抵抗感があったようですが本音はサーブ9-3の新車に乗りたかったみたいでした。
夜になって、サーブ担当の営業マンと話したりカミさんと相談したりで、なかなか決断が出来ない。私の心は揺れ動いています。新車同様と言っても中古より新車の方が良いかな・・。今まで外車の中古は買った事が無いので一抹の不安が頭を過ぎります。悩みました。
カミさん曰く「あんたはサーブよりアウディの方がお似合い」。
この言葉は「全てが善良な意味で言っている訳ではない」のですが、この一言で背中を押されました。翌日の朝には、心は決まっていました。
[7]縁と言うモノは不思議なモノです。
「次はサーブ9-3だ!」と決心して、本人もそのように行動していても、土壇場で・・絶妙なタイミングで現れたアウディA4に決まってしまうのですから。結局、私はサーブ9-3とは縁が無かったのです。一時は諦めたA4に乗れる事が出来て、私は賢い選択をしたと思いたいです。9-3の担当営業マンには悪い事しちゃった・・・。
[8]2001年5月26日(土)点検の為、車をヤナセに持ち込んだら、馴染みのサービスフロントマンに「このA4ですか・・・曰く付きの車は」と言われてしまいました。どう言う意味なんでしょうね。
[9]2002年4月30日 お別れの日
快適装備には無頓着な私には何ら不満の無い車でした。また、走りの性能にも全く不満はありませんでした。細かい事を言えばエンジン音が若干喧しかった事とATシフトのアップ・ダウンが頻繁にあってギクシャク感があった事でした。
購入時からのトラブル記事
[1]2001年某月某日、エンジンを始動すると排気系?からパーコレータのような異音(パコパコポコポコ)。無償対策。
[2]2001年某月某日、CDが聴けなくなったのでコンポ一式無償修理。
[3]2001年某月某日、後進時だけのブレーキ鳴き。一般的なキーキー音ではなくて金属片が振動しているような下品な音。AudiA4特有の現象らしい。無償対策。
[4]2002年2月23日初めての点検(1年点検)異常無し。
[5]2002年3月30日エアーバッグの警告表示が消えない。制御装置のユニット交換。
[1]2001年3月10日~2001年4月某日
純正ホイール7J×15インチ オフセット+45 タイヤ 195/65-15 ミシュラン
デザインはそこそこ良しでしたが・・・
[2]2001年4月某日~2002年3月16日
標準タイヤを使いたかったのでATSプラネット7J×15インチ オフセット+35を購入しました。これが大失敗!気に入らない!。スケベ根性を出してはイケマセンね。
[3]2002年3月16日~2002年4月30日
15インチのプラネットに我慢が出来ず8J×17インチ(オフセット+35)を購入しました。
Usedでしたがキズも無く、美品でした。深リムが迫力あります。格好良くなりました。
ATSプラネットはこの位のサイズがサマになりますね。実車では迫力が増して車全体が引き締まった印象になりました。タイヤが225という事もあり、無理やりツライチでした。
実際に5円玉を垂らしたところ、糸がタイヤサイドに当たっていました。後輪は若干ハの字がきつくなっています。タイヤはヨコハマDNA GPの225/45-17 6分~7分山でこれも程度は上でした。走行中はハンドルが取られ易くなって気合が入りましたが運転する楽しみが増しました。
ホイールの換装はゴルフⅡ以来無かった事でしたので(15インチのプラネットは例外)、新鮮な喜びと共に長い間眠っていた悪い病気の虫がゴソゴソと騒ぎ始め、ついには早々とアバント2.4クワトロに乗り換えてしまうと言う暴挙に出てしまいました。
その後、7J×15インチのプラネットはオークションに出品し無事落札されました。
[記事の編集履歴]
2007年08月10日 Web Diary(blog)化。
2015年12月 改行など修正。以前までの題名は
『[クルマその4] Audi A4 Avant 1.8 購入記事と画像 01年03月から02年04月まで』でした。
2020年03月16日 ArchivesからVINEに移転。