AudiマガジンSpring 編です。今回の記事の中で目を引いたのは、いよいよ発売されるであろうQ7(SUV)の紹介記事と今年のルマン24時間耐久レースに挑むAudi R10の紹介記事でした。Q7は「でけークルマだな、V8エンジンか・・・800万円以上するのかな、ディーラーのAさんが研修で試乗しに行ったクルマってこれか」とか思いつつ溜息が出てしまいました・・・買えないんだもん。
レーシングカーのR10の方は別の意味で吃驚しました、搭載されているエンジンはなんと!V12ターボ付きディーゼルエンジンだったからです。Audiの耐久レースマシンと言えば、現在ではほぼ無敵に近いR8が有名ですよね、その栄光の後継機がディーゼルとは・・・Audi凄すぎますよね、その先鋭な思想が。ちなみにR8は2000年3月のデビュー以来レース中のエンジントラブルは皆無だそうだ。この後継機のR10は3月第1戦、初レースの12時間耐久レースで優勝したそうです、そりゃ凄い。
さて、我がTT関連の記事は・・と、ありましたよ。『ポストバウハウスという概念を生み出したかってのアウディデザインの思想を最も強く反映させた「TT」・・・(略)・・・ぜひ皆さん、次世代の「TT」にもご期待下さい。』とな?・・・私の見聞したところではかってのTTをデザインした人たちは、もうAudiには在籍していないハズ、どう進化させるのか興味津々であります。初代TTが「あんな風」だと2代目はプレッシャーが大きいですよね。
「かってのアウディデザインの思想を・・・」って?じゃぁ今のデザイン思想は何?、と突っ込みたくなる、私の脳ミソでは「Audiらしいデザイン」とは、どうやらAudi80の頃で時間が静止したようだ、我がTTを眺めていると何処と無くAudi80を思い出し懐かしい気持ちになるのはそのせいかもしれない。
現在、ニューTTの御姿はWeb上で嘘か真か判らない非公式画像が沢山晒されているが、公式のメーカーサイト(舶来サイト)ではチラリズムを良しとするかの如く少しだけ垣間見る事ができる。
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2020年03月31日 「TT 3.2q のコラム」の4番記事でした。