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TT 8NのデザインはAudi80(B3型)に相通じる?

ファイル 345-1.jpg昔の写真を引っ張り出してスキャンしました、向かって左側の写真はルーフキャリアを付けているのでスキーを頻繁にやっている頃の写真だと思います。

私の80は1990年型、2.0E「スポルト」という限定車で、スポーツシート、BBSのアルミホイール、エアロパーツ(カメイのフロント・リアアンダーカウルとリアスポイラー)が装着されていました。結構カッコ良かったです。ちなみにリアスポイラーはアルミ製で、在庫処分という噂があった(アクセサリーカタログでウィングタイプのスポイラーはプラスティックだったかファイバー製に変更されていたから)

Cピラー(リヤ・ピラー)の付け根付近もしっかり内側に絞り込んでいるから丁寧なデザインだと判ります。ただしスタイリング優先の為に後部座席の居住性は良い方ではなく、トランクスペースも深さはあったが奥行きが浅いので不満があったようです。

ファイル 345-2.jpg当時のAudi80のカタログからスキャンしました。女性的な‘なるい(穏やかな)ライン’ですよね、エレガントです。向かって左側は私のと同じ「スポルト」ですが発売時期が違うのでフロント周りの仕様が変更されています。

1986年に登場したB3型は1981年フランクフルトショーに展示されたスタディモデルをルーツとして、そのスタイリングは極めて斬新に映った。80の歴史は古く、初代は1966年に登場して、その後B1、B2・・・と進化しB5型からはA4シリーズに変わり現在のB7型に至ります。

80時代の最終モデルB4型は1991年に登場、このB3型のトランクを延長、フロントグリル周りを変更、ホイールベースも延長し居住性アップも図るという設計の大変更のワリには人気が無く、完成されたスタイリングを弄りつぶした悪い例です。

オリジナルデザインが瓦解して細長く腰高な印象になったB4型は結果的には初代A4(B5型)に進化する直前の過渡的なモデルの位置づけになってしまい1994年には真打ちA4シリーズの登場になります。私は最も華やかな印象の80、B3型に乗る事が出来て幸運だったと思っています。

ファイル 345-3.jpgAudi90のカタログからスキャンした90 2.3Eですが80(B3)と同じボディーを使っています。平成12年(2000年)に80をぶつけられた時にカメイのエアロが入手不可だったので、この90のフロント周り一式に換装した画像がアウディ80のページに有ります。80(B3)2.0Eは走行性能的には何処か優れている訳でも無く、平凡な車でしたが大きな故障も無く、秀でたスタイリングのクルマでした。

ちなみに当時のヤナセさんは「お父上・御息子にはベンツ、奥様・お姫にはAudiを」という営業方針でしたので赤い80には十中八九女性が運転していました。その反省なのでしょうか、在庫処分なのでしょうか、黒い80を「スポルト」「ジガー」「シュタット」等、男性ウケするパーツを付けた限定車に仕立て上げ相次いでリリースしました。

平成13年(2001年)に、もう一回車検を通すつもりでしたが、事故られた事とシートの中身がボロボロになっていた事等、経年劣化と装備の古さが目に付いてしまい断念して10年8ヶ月の歴史に幕を下ろしました。

その後、A4アバント1.8、そして2.4クワトロになってからは80の事を想い出す雰囲気が無かったのですが、TTに乗り替えてからは何処となく思い出してしまいます(走行性能は段違いなのにね)・・・同じオーラって言うのか、同じ匂いとでも言うのか解りませんが・・いや、大きな勘違いかもしれませんけど。


[記事の編集履歴]

2020年03月31日 「TT 3.2q のコラム」の7番記事でした。元の記事名は「8、Audi80(B3型)のデザイン指向はTTに相通じる?」でした。

  • 2006年04月23日(日)18時41分

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