2002年11月24日 車、よもやま話No12 アルファロメオ2 愛しのAlfa145
アルファロメオ アルファ145 1999年秋が最終モデルですが私はそれ以前のモデルが好きです。
外見上の違いはフロントアンダーカウルの形状が違うだけだと推測しています。
赤い145がセオリーですが濃紺も黒も似合います。私は濃紺(深い青メタ?)の145が欲しかったです。
正直申し上げてこの車が高性能なのか、私にはわかりませんが、
カタログスペックや他人の評論などでは決して表現する事が出来ない「魅力」があります。
前回1750クーペGTVのコラムで「アルファの妖しい魅力、この車のデザイナーは悪魔なのか?」
と書きましたが、この145にも当てはまります。
「どうやったら、どう考えたら、このようなエグイ且つ素敵なデザインを創り出せる事が出来るのか?」
アルファのデザイナーは美の悪魔に違いありません。妖しい魅力でイタ車地獄に誘っています。
私の周囲では145の評価は「無視・嫌悪」に近いものがありましたが
我が道を行く独創的なデザインはフルモデルチェンジした現在でも新鮮・斬新だったと思っています。
エンジンは2000cc直4DOHCのツインスパークエンジン。FF.5MT。
ツインスパークとは、プラグがシリンダーごとに2本づつあることを意味しています。
コンパクトな車格でフォルム優先的なデザインな割りに優れた居住性があります。
走行中、何気にバックミラーに写る145のフロントグリルは精悍そのもの!私は道を譲るしかない。
抜き去っていく145の後姿に惚れ惚れします。
不思議な事にAlfa155(4ドアセダン)もそうなんですけど145は停車している時より走っている時の
スタイルが素敵です。動的デザインが優れていると言う事でしょうか?
さて、購入出来なかった最大の理由ですが、やはり故障が怖かったです。
ドイツ車にハマっている私には、まだイタ車を選択する度胸と知識が不足していました。
でも、「いつの日かアルファに乗りたい」という気持ちには変わりありませんし
「明日の自分らしさ」「自分にお似合い」をアルファに求めている願望も薄れていません。
車を運転していると、時々女性が運転している赤いアルファ145と遭遇します。
しかもナンバーが145!! 惚れています(笑)