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5、オールドボーイとは何ぞや・・・草刈小生です

先日(7月01日)に「「VAN FALL/WINTER 2022トートバッグと2021ボディバッグ」をアップしたのですが、末尾で『手ごろな価格で「VAN」ってだけで手が出てしまうというのはオールドボーイの悲しい性(さが)なんでしょうか・・・もうそろそろやめなきゃね(大汗)』と‘オールドボーイ’という言葉を使いました。

後になって何か引っ掛かるモノがありまして、文脈から普通にサラサラと書いたつもりでしたが、「えっ?なんで俺はここで‘オールドボーイ’と書いたんだろ?」いや、正確には「書けたのだろうか?」と・・・無自覚に出て来た言葉ですが、この語句を想いつくのは自分のセンスには無いと思うのです。

だから、こう言う場合は往々にして潜在意識の何処か深い所にあった文言が自然に湧いてきて、無自覚のうちに書いたのだと思います。‘オールドボーイ’という言葉には何処か親近感があって、何時の頃か知りませんが何処かで触れていたのでしょうね、きっと。

で、私は何時何処でこの言葉を仕入れたのか?。実は‘オールドボーイ’という言葉を調べてみました。ここのカテゴリトップの「管理人の草刈小生です・・・オールドボーイです」の冒頭文で草刈小生の画像と共にちょっと書いてみました。

『何気に使ってる「オールドボーイ(Old Boy)」とは、調べると「いつまでも若かった学生時代の気分でいる男の老人をからかい半分にいうことば」らしいですね。 言い換えには「老童(ろうどう)」があるようです。オールドボーイ=老童ですね。いや、私は別にオールドボーイとか老童って言われても良いんですよ?、上等じゃないですか^^』と。

何気に使ってる・・・か、どうか知りませんけれども(汗)。調べると酷いことが書いてありますねぇ(笑)、以外とネガティブなイメージで捉えているんだなぁ、と思いました、でも、それは人それぞれですから良しとしましょう。

ここの自分のサイト内でも検索したところ、ありました!。「6、VAN HOUSE OKAYAMA(VANハウス岡山)さんを襲撃しました。」2007年11月03日(土)の記事ですが、岡山(VAN ハウス OKAYAMA)さんが2015年 CLOSEDした際にリメイクした記事でした。

その文中で、『オールドボーイ・スペシャル「永遠のVAN」(エイ出版社1999/05)』がありました。「ああ、これだったのかな」と腑に落ちた次第です。『オールドボーイ・スペシャル「永遠のVAN」』を何時かの時点で読んでいたのでしょうね。深読みはしない方なので、多分‘朧気に(おぼろげに)’書籍タイトル(のオールドボーイの部分)を覚えていたのでしょう。

兎にも角にも私にとっての‘オールドボーイ’という言葉のルーツ(語源)は1999年5月出版の『オールドボーイ・スペシャル「永遠のVAN」』に決定しました(えっ?)。

この度、自分史の‘オールドボーイ’の語源を調べてみた過程で、もう一つ収穫がありました。それは「老童(ろうどう)」という言葉です。‘オールドボーイ’の言い換えなんですが、何とも言えない風情があって好きになりました。喋り言葉でしたらオールドボーイ、目で読むのでしたら老童(ろうどう)の方がシックリくると思いませんか。

老童、老いた童(わらべ)・・・もう、そのまんまですよね(ニンマリ)、漢字は素晴らしいと思いました。
それでは、今回はこれにて。草刈権兵衛で・・・いやいや草刈小生でした(汗。


おまけ篇
【画像に写ってる本の一覧と若干の説明です】記事は「蔵書とかノート等」から移転(Googleに重複している、と言われそうなのであちらの記事(紹介文)は消去しました)。

「TAKE・IVY」昭和40年(1965年)発行。
著者-石津祥介・くろすとしゆき・・・錚々たるメンバー。
本の保存状態最悪です。元々は実兄の蔵書でしたが、彼は2冊持っていたので借りていた物が現在に至っています。20年以上本棚の肥やしになっていました。(追記 2024年08月08日 59年本棚の肥やしです)
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「アイビーボーイ図鑑」1980年4月10日初版(絶版か?)
著者/穂積和夫さん。穂積氏のイラストは有名ですよね~。メンクラ(メンズクラブ)の読み物の挿絵とか好きでした。ファッションばかりではないコダワリ派の一人です。
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「アイビー雑学辞典」昭和58年(1983年)4月30日発行 初版。
珍しい左綴じの本です。アイテムをイラストとコメントで紹介しています。くろす・としゆき氏のIVYに関する、知識(雑学)を堪能できます。私の好きなアイテム「ニューポート・ブレザー」の「いわれ」についてのコメントもあります。

「VANヂャケット博物館」1993年7月30日初版(絶版)
本の中にはにステッカーが2枚ありますが、もったいないので剥がしていません。帯には「今から8年後の2001年にボクらはアイビーの本当の意味を知り、アイビーに再び惚れなおし、アイビーを生んだ企業のスゴさにあらためて深い感動をおぼえることだろう」その通りになりましたね。
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「VANグラフィティ・アイビーが青春だった」1997年12月15日発行 初版
私のようなIVYと言う舶来文化に洗礼を受けた人種には泣いて喜ぶような内容です(笑)。VANヂャケの小物類(ノベルティ)が、「これでもか」と言う位に紹介されています。衣装を買うとオマケを貰えたんですよね、それが洒落ていたんだな。

『オールドボーイ・スペシャル「永遠のVAN」』1999年5月出版
リアルタイムでは購入していません。しかし、今読んでも中身が濃いですね。石津謙介氏、お歳を重ねてもセンス抜群でしたよね。カッコいいという安っぽい言葉は使ってはいけません。洗練された知的センスの問題です。

「ラピタ」2000年10月号 保存版・大特集 2000年の「アイビー神話」復活!。
30ページには私が持っているSCENE(VANのへヴィーデューティー・ブランド)のダスターコートと(赤系チェック柄・ブッシュマン・ジャケットと紹介してあります)まったく同型品が紹介されていて嬉しかったです。
VANの製品は標準でへヴィーデューティーなんですが、SCENEブランドはさらにアウトドア的なスタンスが強調されたモデルでした。IVYルック=普遍的、本物志向。トレンドに流されるなよ。

「男の靴雑誌 LAST(ラスト) Vol.11」 2008年発行
2006年頃から靴(シューズ)に興味を持ちまして、切っ掛けはネグローニのドライビングシューズでした。履き心地もシルエットもフィット感も素晴らしくて大ファンになって今に至り、満足しています。おかげさまで衣装を購入する軍資金が不足していますが(笑)

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  • 2024年08月08日(木)20時52分

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