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第三話「LANからイントラネットへの脱皮」

第三話「LANからイントラネットへの脱皮」 第二話からの続きです。  2005年07月02日更新

会社用のドメイン取得、設定とかホームページ制作、メールアドレスの割り当て等の作業は特に難解な知識を必要としない。また、判らなければネットで検索すればその手のハウツー物がウジャウジャある。

それよりも私の好奇心をくすぐったのはホームページ制作時の「お買い物カゴ」CGIの改造だった。誤解の無いように申し上げるが、私が言う「改造」とは「初歩的な改造」にすぎない。

「お買い物カゴ」CGIを本格的に改造すれば社内ネットワークで活用できるのではないか?・・・漠然と思った。
私は論理的な人間ではないので何をどう説明・解説したら良いのか判らないが、とにかく、そう感じたのだ。
我が社の製造工程では「製造工程指示表」なるものが昔からあり、各工程部署に随時配布される。
他にも図面等もあるので、この表は単に「指示全般一覧表」みたいなものだが非常に判り易く、良く出来ている。

もしかしたら社内ネットワークで「電子製造工程指示表」が現実のものになるのではないか?。
そうすれば現状の枯れている状態のLANが飛躍的に進歩し活用され仕事の効率アップにも繋がるのでは、と思った。
しかし、私自身の知識では簡単な改造しかできないので、とりあえずこのCGIの作者にメールを送ってみた。
CGI改造依頼の打診だ。私自身は他にも整備・準備するものが有るのでいろいろ構想を練ってみた・・・

【サーバーはどーしようか?】

LAN(ローカルエリアネットワーク)とイントラネットは厳密に言わなくても「違う」のだが社内ネットワークだと考えれば
同じようなものだと思っているし細かい事は気にしない方が良いから以後「社内ネットワーク」と表現する事にしよう。

社内ネットワークを閉じられた「インターネット」にして各種サービスを提供するにはWebサーバー等が必要になってくる。
例えばインターネットでは各サーバーに置いてある不特定多数のHPを閲覧し、また掲示板CGIを閲覧・書き込みする事ができるが、
それと同じような環境を社内ネットワークに構築してWebコンテンツを社内で共有するのだ。
だから「電子製造工程指示表」CGIが現実的に可能ならばサーバー上で稼動する事になるのでまず第一にはサーバーを
でっちあげなければならない。

(サーバー?・・・あるよ・あるよ!もぐりの鯖が2台もあるじゃないかっ!)
そうそう、我が社の製造現場にはアンダーグランドの鯖が2匹棲息している。
1台は私の仕事用PC、もう1台は先に立ち上げたK先生。でも「お買い物カゴ」CGIの作者からの返信が来るまでは
とりあえずK氏(K先生・私より若いし、この手の知識は豊富)にはこの企みを打ち明けないで私の独断専行でやる事にした。
初期段階の段取りはコンセンサスを得るより一人でやった方がスピーディーだしそれに私はセオリー通り行動しているのだから間違いは無い。

【私の仕事用パソコン(もぐりサーバー2号機)】  富士通C2/50L PentiumIII-500Mhz RAM256MB OS-WinXPpro

【インストールしてあるサーバーソフト関係】
ActiveStateの「ActivePerl」       http://www.activestate.com/

Hypertext Preprocessorの「PHP」   http://www.php.net/

AN HTTP Server Home Pageの「AN HTTP」 http://www.st.rim.or.jp/~nakata/

「TinyFTPDaemon」       http://hp.vector.co.jp/authors/VA002682/tftpd_frame.htm

「Personal mail Server for Windows」  http://hp.vector.co.jp/authors/VA011428/
  (これはWin95/NTのメールサーバーで古いけどXPで使えた・私の環境では)

故意か偶然なのか当の本人も忘れていたがWebサーバが既に入れてあったので手っ取り早く「ネットワークトップページ」を作ってみた。

     「****.CO.LTD Local Area Network System」 (注)****←は我が社の社名です。

おおっ!凄っごいですね~~ネットワークシステムですかぁ~
・・・私には単なるホームページのトップページにしか見えませんがっ!(爆)・・・・

まぁ簡単に言えば社内ネットワーク限定のHPをサンプル的に作ったんですよ、掲示板CGIとかも設置して。
思いっきり大雑把に言えばビジネス用のグループウェアソフトの考え方をパクッてきたのだ。
私の描いたビジョンはみんなで同じ画面を見て、そこには必要な情報がリアルタイムで表示され、データのやり取りも可能になる。
そんな感じの運用方法を目指していた。

お粗末極まりない似非システムも会社のお偉方々にはかなりインパクトがあってサーバーとしてのお墨付きを頂いた。
まだ「お買い物カゴ」CGIの作者からは何の音沙汰も無いが、返信がある事を信じて
その来るべき時まで私は社内ネットワークを活用する為の伝道者になり、布教活動に専念すれば良いだけだ。
ただ、その「電子製造工程指示表」という超目玉ソフトが完成しなければ全ては“灰燼に帰す”
そうそう・・・幻とか幻想という意味の「ビジョン」に終わらなければいいのだが、と不安はあった。

上司(旧斜に構えコラムのMainコラム参照)は以前から別のアイデア「CAD教室」の為に中古PCを数台欲しがっていたが
それより先に社内ネットワーク用として「中古パソコンを何台か調達してこいや」と言った。

(私がこのチャンスを逃すワケがない)
「私のC2/50Lは、社内サーバーとして提供しますから、まず私の仕事用にパソコンを買って下さいよ、新品をっ(!)」

・・・“やったぁ!”と、したり顔   ふふ。

・・・・・・・・・・・第五話につづく

  • 2005年07月02日(土)21時30分

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