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Vine Linux 4.0をインストール(Win XPとデュアルブート)その1

【Vine Linux 4.0をインストールしたマシン】
●DELL OptiPlex SX280 Pentium4プロセッサ 540 3.2GHz (1MB L2キャッシュ、FSB:800MHz)
●デュアルチャネルDDR2-SDRAMメモリ(PC3200) 512MB(256MB×2)
●Windows XP Professional ●120GB シリアルATA HDD
●(USB)ワイヤレスキーボード USBマウス ●モニタDELL UltraSharp1505FP(HAS) DVI接続

【目標】
素人の私はWindows XPを削除してしまうのは心細いので保持したままVine Linux4.0をインストールし、デュアルブートを目指しました。インターネットとかCD/DVDのメディアを楽しめれば良いと思うのでサーバソフト関係はインストールしませんでした。

【Vine Linux4.0の入手】
御本尊サイト→https://vinelinux.org/ のサイドメニュー「FTP サイト」→セカンダリサーバからダウンロード
例えば「Vine-4.0」→「CDIMAGE」→ファイル名Vine40-i386.isoのISOイメージファイルをダウンロードします。
このISOイメージファイルをCD/DVDライティングソフトを使って「ブート可能なCD」を作成します。

【ハードディスクユーティリティソフト】 Acronis PartitionExpert(パーティションを操作できるソフトなら何でもOK、あったら便利です)

【インストール後にデュアルブートの設定を行うツールの入手】 BootPart
*「BootPartを使ったNTLDRによるマルチブート」を参考にしました。→//nobumasa-web.hp.infoseek.co.jp/multi_boot/linux.html…(リンク切れ)
  BootPartはここからダウンロードします。→https://www.winimage.com/bootpart.htm

ファイル 136-1.jpg【1、ハードディスクの構成を確認して空領域を作成する】
WindowsがインストールされているCドライブと、残りの全領域は既にデータ類を収めるEドライブになっていたのでLinuxをインストールする為の空領域を、手持ちの(1世代前のソフト)PartitionExpertを使用して約31GBを作成しました。
空領域はマイコンピュータの一覧画面では表示されません。

ファイル 136-2.jpgその構成をPartitionExpertの操作画面で見ると、Cドライブはプライマリ、Eドライブは論理パーティションになっているのが判ります。

ファイル 136-3.jpgちなみに、非現実的ですが空領域を作成するには、この画像のような構成バリエーションも考えられます。参考までに。
PartitionExpertでパーティションを操作しました。

ファイル 136-4.jpgでも、上記の論理パーティションが存在するハードディスク構成ではVine Linux 4.0をインストールする際に「自動パーティション設定」の設問箇所でパーティション設定エラーになります。だから予めPartitionExpertを使用してEドライブの論理パーティションをプライマリパーティションに変更しておきます、私がやった限りではこれしか救済方法が無かったです。

その際にEドライブ内のデータ類は破損した例はありませんでしたが、念の為にどこかへ退避しても良いでしょう。

ファイル 136-5.jpg【2、エクスプローラの「ツール」→「フォルダオプション」で、設定を変更する】
Cドライブにあるboot.iniを表示する為に「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外します。
その理由はVine Linux 4.0をインストール成功した後に、BootParを使用してデュアルブート設定を行いますが、その際に
boot.iniの中身を編集したり確認したりする為のフォルダオプション設定変更です。

これでVine Linux 4.0のインストール準備が整いました。
Vine Linux 4.0をインストール(Win XPとデュアルブート)その2に続きます。

  • 2007年02月16日(金)21時30分

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