独白16「Kiss&Kill(Cafe bar‘xyz’-1)」noscript版
雨は容赦なく 躰に降りそそぐ
光るアスファルトをフラフラ歩き カフェバーに入った私の
凍てつく想いは 雨のせいではなく君が消えたから
店の客は皆同じ灰色の顔 それぞれの癒えぬ記憶を呑んでいる
あぁ・・・あのレインコート あの長い髪の女
私は息を詰めて 外の風景を凝視する
よく似た女の姿に 投影する想いは 愛憎が交錯し 時間も空間も
現実を超越するが 時計の針は 間違いなく刻んでいて
君と過したあの頃 あの日から私の時計は 止まっている事を 思い知る
もし いつか 君と再び出逢う時の為に プレゼントを用意してあるけど
その時その瞬間 右か 左か どちらのポケットを選ぶのか 迷う 必ず悩む
右ポケットにはkiss 利き腕の左には・・・kill
・・・Kiss&Kill-2004/05/20 23:00(Thu)-
(加筆修正あり-2018.12.14-)
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