シリーズ「その10」は「Vine Linux4.0→4.1(Cos d'Estournel)にアップグレードしました。」でした。
「その10」で少し書いたフォントの設定を変更作業中に強制終了したブラウザソフトのFirefoxコミュニティエディション(Bon Echo-2.0)が、それ以後、二度と起動しなくなった(Firefoxのセーフモード起動でもダメでした)怪死事件の再現を今回は試みました。
Linux素人の私には救済方法が解らなかったので「頓死を再現したいが為にVine Linuxの再インストール」をまた実行した次第です(爆)。
フォントの設定を変更しようとした理由は、Firefoxを起動すると最初に表示されるVineのオフィシャルサイトがとても見辛く感じたからでした。
Windowsで同じ条件(SX280+UltraSharp1505FP)下のFirefoxでは普通に見えているのですが、喩えて言えば「映りの悪いテレビ画面を見ている」ようで文字がにじんでボヤけて見えるんです。視力が益々悪くなっていくような感じがしました。
右側の小さい青い文字、最下の登録商標等を説明してある箇所は、元々背景色と文字色のメリハリが無いので特に文字が白っぽくボケて、とても見辛いです。私の環境だけに限った現象かもしれませんが、正直言ってガッカリしました。
これはSX280のチップセット915Gとドライバi810が最適ではない?とか、i810とモニタUltraSharp1505FPのドライバが最適ではない?とか、よく判りませんが、チューニングが甘く上手に発色していなくて、そのせいで文字がにじんでボケているのではないかと思っている次第です。
誇大的な表現で言えば全体的に「白っぽいオブラートで包まれた画面」を見ているようなピントがずれている感じで、くっきり明瞭ではない画面表示は快適ではないです。
素朴な疑問なんですが、Vine Linuxは手動の‘何らかの’チューニングが必然なのでしょうか?。また、Vine LinuxのFirefoxで自分のHPを見ると、Windows版のFirefoxで見るのと比べて、構図が崩れ異様に違和感を覚えました。
そんなワケでフォントを変更すれば多少は改善されると思い早速作業を開始しました。Firefoxが頓死した時にはフォントタイプを上から順番に変えていって、Hershey...辺りで突然逝った記憶があったので、今回は一番最初に選択してみました。
結果はHershey...族を選択すると一発で頓死しました。なんだかな、ワケわからん。
狐につままれているような気分…そう、そうなんだ、こいつはFirefoxだ(爆)。それにしても、馬鹿だな、またVineの再インストールか…Bon Echoの復旧方法を御存知の方、御願いします、初心者の私に教えて下さいな。
せっかく4.1にアップしたのですが、そんなワケで、こんな事を検証した為にVine Linuxを、またまた再インストールした次第です。
OS再インストールの前に、葡萄畑で怪死した狐様の事は一時忘れて、とりあえずOpera(ブラウザソフトの1つ)のインストールを試す事にしました。Operaホームページから「Linux i386」→「English (US)(Opera 9.10)」→「RedHat9」用を選択→「opera-9.10-20061214.1-static-qt.i386-en.rpm」をダウンロードします。
日本語用の言語ファイルを同じダウンロードページから「Operaの言語ファイル」→「日本語」で9.02を選択してダウンロードします。画像は、Opera本体をデスクトップ画面の「rootのホーム」アイコンをダブルクリックして開き、中に移した状態です。ユーザでログインしている場合は「****のホーム」なんでしょうか?。確かrootでログインしちゃダメなんですよね?。
コマンド・ライン端末で「rpm -ivh opera-9.10-20061214.1-static-qt.i386-en.rpm」と入力して、実行した画面です。これでOperaのインストールが終了しました。この時点ではデスクトップにはアイコンが表示されませんので後から手動でアイコンを表示させます。
Operaを起動した画面です。初期設定の状態なのでメニューが英語表示になっています。
日本語表示にする為にはメニューから「Tools」→「Preference」をクリックします。
「Preference」の設定画面が表示されます。一番下の「Language」で英語が設定されているのが判ります。
その横のボタン「Details」をクリックします。
「Details」をクリックすると「Languages」の設定画面が表示されます。言語ファイルが英語に設定されている事が判ります、
そして、そのファイルは/usr/share/opera/locale/にある事とファイル名が「english.lng」だと判りましたので、日本語用言語ファイルをこのディレクトリに移します。
ダウンロードした「日本語用言語ファイル」を/usr/share/opera/locale/に移します。
私はここで、ファイル名を英語言語ファイル名に倣い「japanese.lng」としました。
6番目の画像「Languages」で先程移した日本語用言語ファイルを選択している画面です。
日本語用言語ファイルを選択した後に「Preferred languages for Web pages」で「up」ボタンを使用して日本語を優先させました。
Operaのメニューが日本語に変わりました。でも、フォントの見映えがちょっと気になりますよね。
「アプリケーション」→「インターネット」→「Opera」を右クリック→「このランチャをデスクトップへ追加」で、
デスクトップにアイコンの代わりに無機質なデータアイコンが表示されました。
そのアイコンを右クリック→「プロパティ」→「基本」のところでアイコン画像をクリック→アイコンの設定画面になります→
/usr/share/opera/styles/imagesのディレクトリでopera.pngを選択すると、この画像のような「Opera」のアイコンになりました。
余談ですが、ここの Web Diaryでは5つの画像がアップロード可能です。でも今回は11個あったので無い知恵を絞り5個以上の画像をアップロードする技を習得しました、自分としては、ちょっと面倒なんですが…はぃ勉強勉強(爆)。
「その12」に続きます。