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ノートPCと物々交換して入手したセイコー・ファイブとオメガ・シーマスター

ファイル 160-1.jpg
去年の晩秋か初冬の頃かと思いますが、職場の‘ケンちゃん’と物々交換して入手した機械式自動巻き腕時計の2本です。
ケンちゃんについては、ここのトップページのログ検索にて‘ケンちゃん けんちゃん’と入力して
検索条件をOR検索にすれば、幾つかの記事に登場している事が判ります。

画像は修理後の姿であります。オメガ・シーマスターは黒色のバンド。
セイコー・ファイブはワインカラーのバンドです。

物々交換の‘ブツ’は、私からDELLのノートパソコン(penⅢ-750M メモリ128MB バッテリー死亡、外見はそこそこ美品だがOSは無いに等しい)を、
そして、けんちゃんからはOMEGA Seamaster(オメガ シーマスター 機械式自動巻きクロノメーター)と
SEIKO 5(セイコー・ファイブ 6119-8020 機械式自動巻き 21石)の2本、共に不動品でした。

このSEIKO 5(ファイブ)は、6119-8020で調べてみると「61ファイブ」と呼ばれる…らしいです。私、詳しくないですから間違っているかもしれません。
1970年代前半の製品になるのでしょうか。ケースには小さな傷が多々ありますが風防を交換したので全体的な見た目の印象は良好になりました。
日付は竜頭(リュウズ)を定位置の状態からプッシュして調整できましたが曜日の調整が判らないので針を回して調整しました^^
ケース径は素人計測で37mmです。
風防(ガラス)とケース間のフラットな肉付きは頑丈そうな雰囲気で、大型ケースではありませんけれども逞しさと信頼を感じる腕時計です。

OMEGA Seamaster(オメガ シーマスター)も一応調べてみたのですが、詳細は不明であります。
文字盤には「AUTOMATIC CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED」と書かれていますからC.O.S.C認定のクロノメーター。
推測なんですが製造は70年代だと思っています。ケース径は約35mmとやや小振りで文字盤はパールホワイトと言うのでしょうか、清楚な雰囲気を感じます。
12時下の「OMEGA」の文字はプリントですが「Ω」ロゴはプリントではないのですね。
日付は竜頭(リュウズ)を1回毎に引っ張って調整するタイプです。ムーブメントはCal.561かCal.564だと推測しています。
オヤジさんに聞けば良かったと後悔しています。また日を改めて裏蓋を開けて確認してみようと思っています。

ファイル 160-2.jpgこちらの画像も修理後の姿です。シーマスターはバンド無しの状態でしたので黒のトカゲ革バンドを着けてあげました。
ワニ革バンドでも良かったのですが、こちらのトカゲ柄もシックに見えてオメガに似合っていますよね、上品だと思います。

セイコー61ファイブはSSブレス付きでしたが傷んでいたのでワインカラー(赤色が強め)のワニ革に交換しました。
結構、サマになってると思いませんか、気に入ってます。
過去記事の2本の腕時計と違って今のところ、このセイコー・ファイブとシーマスターには思い出とか思い入れは
有りませんけれども使い続けていけば愛着の情を抱くと思っています。思い入れは創っていくものです。

主流はクオーツ・電波になり爆発的な普及を遂げた携帯電話にも時計機能がある現在では機械式の時計は過去の工業製品だと思います。でも、
私は今まで懐古趣味というものに特別な意識を持っていなかったのですが機械式腕時計を眺めたり触れたり身に付けたりしていたら愛おしくなりました。
まるで自分の(人間の)存在みたいな感じで…使い古された社会の歯車とでも表現してもいいのでしょうか、その歯車には生命が宿っています。
巻かないと止まるゼンマイ仕掛け、小さな小さな細胞(歯車)の集合体、定期的なメンテナンスが必要なメカニズムが人間的に見え、時を刻む針に温かみを感じます。
チャンスがあれば、これからも機械式腕時計を入手したいと思っています。

【時計関係の記事】
CITIZEN Quartz CQ(シチズン クオーツ CQ)
Seiko gyro marvel(セイコー ジャイロ マーベル)
ORIS(オリス)ビッククラウン ポインターデイト

【メンテナンスして頂いたお店】
「ムラマツ」 http://www.heavenward.jp/

修理料金 オメガ・シーマスターは20,000円。セイコー 5は8,000円。共にバンド代は含まず。
        時計収納ケース(2本入りタイプ)は在庫品を頂戴致しました。

ありがとうございました。

  • 2008年10月25日(土)13時30分

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